高配当株投資 優良銘柄の調べ方を解説!

イノウー

高配当株投資に興味はあるけど、銘柄が多すぎてどれに投資をしたら良いか分からない…
という方が多いのではないでしょうか?

イノウー

今回は、優良銘柄の調べ方について分かりやすく解説をしていきます。
また、上記の解説をもとに、2024.5月に購入した銘柄を2つ紹介します。

結論

優良銘柄の調べ方

節約オタクふゆこさんの考え方を参考にする→営業利益率、ROE、自己資本比率など…

IR BANKで財務状況を確認し、購入の有無を判断する

購入銘柄

JT (2914)

学究社(9769)

優良銘柄の調べ方

イノウー

優良銘柄を見つけるには企業の財務状況を調べることが重要です。

その為、節約オタクふゆこさんの考え方がとても分かりやすいので、参考にしています。

項目理想
営業利益率10%以上
ROE(自己資本利益率)10%以上
自己資本比率50%以上
営業CF(キャッシュフロー)常にプラス
流動比率200%以上
配当性向50%以下
PBR1.0~1.5倍
PER15倍以下
引用文献:節約オタクふゆこ – 節約&投資お役立ち情報を全力発信,「【新NISAで配当生活】今から日本高配当株始めるならこの21銘柄を買います【2024年3月最新利回りランキング】」,https://www.fuyuko190.com/entry/202403_kouhaitou,(2024.5/8)
イノウー

営業利益率!? 自己資本比率!?

「そんな専門用語言われても分からない…。」と思った方もいると思います。
順に解説していきます。

営業利益率

売上高に対する利益の割合で、企業の収益性を計る尺度です。

営業利益率が10%以上であれば優良企業とみなされ、事業が好調であると判断できます。

ROE(自己資本利益率)

株主が出資したお金を元手に、企業がどれだけの利益を上げたかを示す数値です。

ROE(自己資本利益率)が、10%以上を超えると優良企業と判断されています。

自己資本比率

会社のすべての資本のうち、どれくらいを自己資本が占めているかを示しています。会社経営の安定性を表す数値と言われています。

自己資本比率は50%以上が理想であり、数値が高いほど倒産しにくいです。

営業CF(キャッシュフロー)

本業による収入と支出の差額を表します。

営業CFは常にプラスなのが大前提であり、プラスであれば本業が順調と判断できます。
仮に営業CFがマイナスの会社は、売上げ不振などの問題が考えられます。

流動比率

「すぐに使える現金が、すぐに返さなければいけない借金の何倍あるか」を示しており、流動比率の数値が高ければ安全性が高いです。
その為、流動比率は200%以上が理想といわれています。

配当性向

当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに回したかを示しています。
配当性向が低いと配当に回される資金が少なくなります。逆に高過ぎても、企業が利益の多くを配当金に回していることになるので、企業の持続性や将来性に不安が残ります。

目安としては50%以下が望ましいとされています。 

PBR

株価が1株あたりの純資産の何倍にあたるかを表す指標です。

PBRの適正価格は1.0~1.5倍とされ、基本的な目安にもなります。
1.0倍よりも低い場合には割安、逆に範囲内よりも高い場合は割高と評価できます。

PER

株価が1株あたりの純利益の何倍で取引されているのかを表す指標です。

PERは値が低いほど割安となり、理想は15倍以下とされています。

イノウー

IR BANKというサイトを活用すれば、企業の財務状況を調べることが出来ます。IR BANKは無料で使えます。

購入した銘柄(2024年5月)

イノウー

私が購入した銘柄は以下の通りです。

〇 JT (2914)

〇 学究社(9769)

どちらも財務優良と判断したので、購入をしています。

イノウー

では、実際に 「学究社(9769)」 の財務を確認していきましょう!

学究社の財務 (2024/5/13時点)

以下、学究社(9769)の財務状況です。

参考文献:IR BANK,9769 学究社 | 株式情報、企業分析,https://irbank.net/E04796,(2024.5/13)
イノウー

このように、企業の財務状況を照らし合わせたうえで購入の有無を判断しています。

ポートフォリオ (2024年5月末時点)

現在、23銘柄所有

銘柄(コード)セクター(業界)数量取得単価現在値
2914 JT食料品14321↑ 4391
8316 三井住友 銀行業15,780 ↑ 8,800
8424 芙蓉リース その他金融業19,040 ↑ 12,645
8593 三菱HCキャピタル その他金融業1677↑ 1,018
7921 TAKARA&CO その他製品12,150 ↑ 2,651
7820 二ホンフラッシュ その他製品1934 ↓ 914
9986 蔵王産業卸売業11,940↑ 2,515
9433 KDDI情報・通信14,012↑ 4,296
3834 朝日ネット情報・通信1587↑ 643
3817 SRA HD情報・通信13,040↑ 3,980
4762 エックスネット 情報・通信11,013 ↑ 1,501
4502 武田薬医薬品14,190↓ 4,148
2391 プラネットサービス業11,230↑ 1,251
9769 学究社サービス業12198↓ 2124
2169 CDSサービス業11,827↓ 1,771
9513 Jパワー電気・ガス12,156↑ 2,482
9303 住友倉倉庫・運輸関連業12,031↑ 2,502
3407 旭化成化学1942↑ 1,032
7995 バルカー化学13,355↑ 3,780
5334 日本特殊陶業ガラス・土石製品12,604↑ 4,688
8898 センチュリー21不動産業11,025↑ 1,112
6113 アマダ機械11,191↑ 1,829
7751 キャノン電気機器12,977↑ 4,354

赤色→新規で購入した銘柄

業界ごとの構成比

下記は今回の業界構成比率です。

情報・通信やサービス業が他の業種と比較するとやや増加傾向ですが、全体的に分散出来ていることが分かります。

長期にわたり、安定的な配当を得る場合、特定の業界に集中するのは避け、分散することが重要です
その為、30銘柄は保有したいところです。